10年ほど前にロルバーンのLサイズを使っていたことがあります。取材や打ち合わせメモなど、ありとあらゆる私の「書く」の受けとめてくるツールとして日々活躍してくれました。1ヶ月ほどで1冊を使い切ると表紙の四隅がいい感じでこなれてきて、短い期間ながらも変化が味わえ、ノートを使っていると実感することができました。今は少し大きめのスケッチブックをノート代わりに使うことが多くなり、B5サイズを手にしてみました。私の使い方は、横位置にして自由にアイデアや考えを書いていきます。ロルバーンの方眼罫線は薄いので罫線に縛られず、かといって無地のように自由すぎることもなく適度なガイドに守られながら書いていける心地良さがあります。
PROFILE
文具の展示会「ISOT」の事務局を経て、土橋正事務所を設立。文具の商品企画やPRのコンサルティング、文具売り場のディレクションを行っている。http://www.pen-info.jp/